お正月、日本の食を見てみよう
皆さん、こんにちは。
全教図です。
明けましておめでとうございます。
本年も昨年同様、弊社教材の紹介と使い方をつらつらと書いていきたいと思います。
4月から始まる新年度に向けて新しい教材を鋭意制作中ではありますが、お正月はもちろん弊社もお休みでした。
そんなわけでどんなお正月を過ごしたとか書こうかと思ったのですが、年末に掃除をしてからは、家に閉じこもってDVDと多酒多酔な日々だけというなんの話題もありません。
やはりここは、お正月らしい教材のご紹介を。
食育分野における正月らしさといえば、お雑煮やお餅、それにおせち料理ですね。お餅の形やお雑煮は家庭ごとに味があるとはいえ、それ以上に地域的な違いがあります。
それを一目で見たいと思っても教科書や参考書では地図が小さすぎてわかりにくく、実物投影機で大きくしてもそれ以外の情報が見せられなくなってしまう、などお困りの先生も多くいらっしゃるようです。そんな先生に是非、使っていただきたいのがこちら。
「日本の食文化地図」です。
この地図は、
1.全国の郷土料理
2.全国のみそと料理、行事と料理①(4~9月)
3.全国の雑煮、行事と料理②(11~3月)
という3種でできています。
使用しているお餅の形やお雑煮の味付けの種類(すまし汁か味噌味かなど)など各地の特色が一目でわかる作りです。
日本の食というと和食と一括りにされてしまいがちですが、日本という細長い島国にも多彩な食文化があることが、児童・生徒に伝わると思います。
この地図とともに、地勢図や雨温図などを一緒に並べば、どうしてその場所では、そのような食べ物や食べ方が発達してきたのかという問いや調べ学習にも繫げられます。
ただ美味しいというだけでなく、美味しさの秘密がどこにあるのかと調べて、では自分たちが住む地域の食材だけではどんな料理ができるのか作ってみよう、といった実習にも発展出来そうです。
各教科を横断できるきっかけとなるといいな、なんて思っています。そんな教材をもっと増やしたい。そんな一年にしたいです。
本年もよろしくお願い申し上げます。
では、また。