ビーチボール地球儀の可能性!
皆さん、こんにちは。
全教図です。
全教図の売れ筋の教材にビッグボール地球儀があります。
どのような教材か、簡単にいってしまえばビーチボール型の地球儀です。
しかも大きい。膨らませれば球径70センチになります。
見た目のインパクト大です。
レリーフ表現が施されているので地勢図としても使えますが、海面が透明となっているので、反対側が見えるのが一番の特徴です。
さて、そんなビッグボール地球儀ですが、新作が登場しています。
付属の専用ペンを使えば、書き消しが可能です。
ということは、
バスコ・ダ・ガマが世界一周をしたルートを書き込んでみたり、
アジア州や欧州などの境を書き込んでみたり、
台風のルートを書き込んでみたり、
北極海航路を書き込んでみたり、
白地図で行って書き込みが、立体的になってよりヴィジュアルになるということです。
メルカトル図法などではわかりにくい距離感などが明確に伝えることができます。
チラシにもありますが、国旗シールを貼ったり国名を書けば国と国の位置関係が、またその地で産出される鉱物などの資源を付箋に書いて貼り、そこから加工する国までのルートをペンで書いてみる、などの利用方法が考えられます。
「地図中心」(日本地図センター刊行)に「ホワイトグローブ(白地球儀)を使った地球儀授業ーホワイトグローブのシンプルな使い方—」という記事が3回にわたって連載されていました。
タコ糸を使った授業法やライトを太陽に見立て、「「太陽の沈まない国」は本当に太陽は沈まなかったのか?」を検証してみるなどいろいろな活用方法が紹介されていました。こちらで使われたホワイトグローブは科学研究費の助勢を受けて作成されたもので、紹介されているのは全教図のものではありませんが、ビーチボール地球儀はもっと使われていくものなのではないか、そんな気がしてきました。
コロナの影響でなかなかお見せする機会がないのですが、研究会などがあれば紹介したい教材です。その際は、是非お手に取って見ていただきたいと思います。
では、また。