春に向けてゾクゾクと
皆さん、こんにちは。
全教図です。
冬らしくない暖かさが続いておりますが、全教図では春刊行の新教材を鋭意、制作中です。
今春もいろいろな教材を披露していく予定ですが、その前に出来上がってきました。
社会科カタログ2020
これまでと雰囲気が違う?なんて思った方。鋭い!
外も中も大きくリニューアルしました!!
これまでのカタログの欠点を洗い出し、そこをフォローしつつ、デザインも一新。
見やすさはもちろん、教材の内容や活用方法などお見せしたい項目を厳選して各教材を紹介しているので、読み物としても楽しめるかも知れません。
授業でどんなふうに使おうか。あ、こんな使い方もあるか。そんなことを思いつつページを眺めてもらえたら、最高に嬉しいです。
今頃、印刷会社で形にしてもらっているのかな。
お手元に届くまで、今少しお待ち下さい。
通常ですと4月にお届けのところ、来月、お送りする予定となっている学校もあるようです。
もしご自身の学校がどちらになっているかご存じない場合、お気軽にご連絡ください。4月予定になっていても来月にお送りすることができるかもしれません。
では、また。
正月から基礎を押さえる
皆さん、こんにちは。
全教図です。
新年、明けましておめでとうございます。
とうとうきてしまいました2020。
新しい指導要領が小学校で全面実施されます。
今回の指導要領はいろいろなキーワードで表現されているというのも特徴ではないでしょうか。
主体的・協同的で深い学び(アクティブ・ラーニング)、思考力・判断力・表現力等の育成、カリキュラムマネージメント、防災教育、主権者教育etc
新しい学びの方法や科目をまたいだ教育分野が生まれつつある、といえるのかもしれません。しかし、教科の基礎的な部分を身に付ける、という点では変わりません。
最近、個人的に気になっていることから見てみます。
例えば昨年、政治の世界ではいろいろな話題や問題がありました。
しかしどうも世間では納得のいく結論に達していないように見えます。
そもそも政治の世界ってどこを指すのでしょうか。
内閣?国会?与野党?
それぞれがどんな役割があるのかを確認する必要があります。
何で押さえればいいのか。基本は教科書です。
中学校の教科書にはこんな図が載っています。
三権分立です。
国会や内閣の仕事はこれだけではありません。
内閣が予算を作成し、国会がそれを審議し議決する
という重要な仕事を担っています。
社会保障だ、環境だ、教育だ、など重要なものは他にたくさんあるだろ、と思う方もいるかもしれませんが、重要な物は予算です。先立つものがなければ何も出来ないからです。引用した図にその記載がないのは、それぞれの影響力を図示するために書かれたものだからであり、予算の作成や審議・議決するといった内容は本文中にあります。
教科書内には記載がないのですが、国会が議決した予算の使われ方が正しかったかどうかを話し合う委員会は参議院にあります。
さて、実は国会や内閣、(今回はふれていませんが)裁判所の立場・仕事を明確に定義づけているものがあります。
それが日本国憲法です。
www.shugiin.go.jpこちらは衆議院のサイトをリンクしました。
国会:41条〜64条
内閣:65条〜75条
司法(裁判所):76条〜82条
財政:83条〜91条
と、このように日本国憲法のほぼ半分くらいはそれらに費やされています。
国会と内閣がこのように明確に分けられ、上の図のように影響力を持ち合っています。
内閣は国会の多数勢力である与党から組閣されるので、内閣は国会の延長のように見えるかも知れませんが、全く別。
また報道を見ているといろいろな人が役職名つきで登場するため、いったいどっちに属する人なのか分かりにくいこともあります。そこで、ちょっとスマホで調べて、内閣の人なのか国会の人なのか、どちらの仕事をしているのかを知るだけで見え方がスッキリしてくるのではないでしょうか。
なお、内閣や国会の仕事など政治に関してまとめた教材はこちらもオススメです!
正月早々の話題かなと思いつつ、主権者教育なども始まりますので、思い切って書いてみました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
では、また。
区版全図の新形態が発刊されます!
皆さん、こんにちは。
全教図です。
皆様から好評をいただいている「わたしたちのまち大地図」に「パウチタイプ」と「画像データ版」という新シリーズが登場します。
全ての市町村で、、、というわけにはいかず、まずは都内11区からの発刊となります。
ラインナップはこちら!
今回はパウチタイプの紹介です。
軸地図との違いは、まず表装がないこと。地図だけです。そのため、画鋲などをつかって、教室に貼っておくことも可能です。ですから、ちょっとした問いかけ、例えば距離を実感させるときに地図で指しておけば、あぁ、あのくらいの距離か、といったことも子供たちにイメージさせることもできます。
地図を使ってがっぷり四つになって教え込む時よりも普段使いの地図、というイメージになるのかもしれません。
身近に置いておくことで、子供たちも自然に見ていきます。自分が昨日歩いたルートはどうだったのだろうか、あそこの道を曲がれば何があるんだろう。そんな気分になっていってもらえばシメタものですね。読図の技能が自然と身についていく、ことも期待できます。
また、この大きさなら、教室の真ん中の床に置いて、先生の書き込みをしたり、付箋を貼ったりして、いろいろと考えて行くことにつなげていけます。
児童主体の大きな地図として活用していってください。
この11区だけでなく増やしていく予定となっています。うちの市(または区)でも欲しいという学校がござましたら、いつでもご連絡ください。
次回は画像データ版について書く予定です。
では、また。
全国学校歯科保健研究大会に出展!(ブースの様子も紹介!)
皆さん、こんにちは。
全教図です。
(下の方に当日の様子を掲載しました)
突然ですが、歯は大切にしていますか?
明日と明後日に山口県にて日本学校歯科医会が全国大会を開催します。
こちらは各学校の歯科検診等を請け負っている学校歯科医の方が主に加入している団体で、いわば児童・生徒の歯と口の健康を請け負っている組織といえます。
全教図からも歯科指導に関する教材は多数発刊しています。
これらの教材を製作にあたってご協力をしていただいております。
歯の健康分野での一助になれれば、新しい教材製作にも着手し始めております。
しかし、、、
この文章じゃわからん! 実物を見せろ!
という声も脳内にですが聞こえてきます。
そこで全教図。出展します。
担当者に確認したところ、会場は
どのあたりなのかまでははっきりとしませんが、実際にお手に取れるチャンスです。
講演やシンポジウム、部会の次いででも構いませんので、是非、全教図ブースに足をお運び下さい。お待ちしております。
当日の模様などについては、分かり次第、本ブログ記事を更新していく予定です。
そちらもお楽しみに。
では、また。
ブースが完成しました!!
早速、ブースの設営が出来上がったようです。
写真のように多数の歯に関する教材を並べています。
お気軽に全教図ブースへ入らしてください。
チラシも用意してありますが、枚数限定です。なくなってしまう前に是非!!
防災教育に役立てたいサイト
皆さん、こんにちは。
全教図です。
最近は台風にもランクがあるようで。先日テレビを見ていたら「スーパー台風」とか言っていまして、なんでもスーパーをつけるのはいかがなものか、とおじさんの小言らしきものが頭をよぎりました。歳ですな。そんな台風が西日本から東日本に直撃するようです。
新指導要領より防災教育がより重要視されることになるのですが、これまでの授業でもどのような災害があり、どうやって身を守るか、というのはやってきていたと思います。それをもっと深掘りするということになるのでしょう。
災害について知っておくことは、やはり重要なこと。どうやって情報を集めるかというときに参考になりそうなのがこちらのサイトです。
公的な情報という意味では最高レベルのような気もします。
さて、ここを見ていて知ったのですが、気象庁からもいろいろな情報が発信されています。
この刊行物の中から見付けたのが、こちら。
また最近は専用のツイッターも開設したようです。
テレビやラジオの他、SNSでの情報収集についても今後は重要になってきそうです。以前の熊本地震の際に起きたライオン騒動や東日本大震災での東京湾で爆発が起きたというフェイクニュースなど災害の度に問題視されています。
どういうところから情報を収集するのか、またフェイクニュースを拡散させないためにも防災教育の中でネットリテラシーも大切な分野になってきそうです。
また、災害が起こったあとどうするか。という視点もあってもいいのではないかなぁと思います。避難所でどうやって過ごすのか。理科のあの実験が役立つよ、とか、歴史でやったようにこのような時は、こんなことが起こるから対処しておこう、とか。避難所で必要なことやもの、想定されることを各教科とからめながら、前もって伝えるだけでストレスを少しでも緩和できないかなと思うんです。興味もやる気も多少は変わってきそうですし。
台風がくる直前の明日は10月10日。1964年の東京オリンピックが開催された日です。晴れることが多い特異日だそうです。秋晴れを満喫して台風に備えたいですね。
では、また。
消費税から社会を見る、自らを振り返る
皆さん、こんにちは。
全教図です。
とうとう上がってしまいました。消費税。個人的なものを買うか買うまいか悩んでいて、まだ買うのは止めようと決めたのに、増税した日にトラブルを起こされました。パソコンですが。
ただ税率が上がってたこれまでと違い、軽減税率といった要素が入り組んできたため、いろいろな問題が起こっているようです。
買い物に対しての自分たちの姿勢が問われているような、そんな気分にもなります。
買い物=消費活動とは一体何なのか。結局何なのか。
そんなことを考えてみますとやはりこの教材かと。
経済の基本を図解で示せるので必要なところだけを使うことが可能です。
また消費税はどのようなシステムで作られていったのか。
いわゆる政治に関するものも必要になるのでは。
この2つの資料はどちらも基本的なこととはいえ、しっかりとまとめられているので教科書の補完資料として活用することも考えられます。
さて、買い物について考えていくと、消費者教育に行き着きます。
新しい小学校の家庭科では、買い物=契約という概念がより明確化されました。成人が20歳から18歳に引き下げられることになり、契約に対する知識がより求められてきたから、だそうです。
消費者教育ときいてしまうと、買う側の諸問題に対する対応と思ってしまいがちですが、売る側がどういうものなのかということも知る必要があると思います。それに関しては家庭科ではなく、社会科が対応しています。例えば小学校3年生の単元にある販売の仕事。教科書ではスーパーが取り上げられていますが、これなんてまさに売る側。教科横断として切り札になりそうですね。
では、また。
秋のカタログ発送です
皆さん、こんにちは。
全教図です。
今回もちょっと間が開いてしまいました。来春に発売を予定している教材に掲載する撮影などがあったので、そちらの様子をお見せするつもりだったのですが、撮影風景を撮っている余裕がなく・・・。
前年と同時期に何を書いたのかを見てみたら、カタログの発送をお知らせしていました。もちろん今年もカタログの発送をしています。
主な送り先はこちら!
全国の小中学校
教職課程のある大学・短期大学
大道の2つです。
指導要領が大きく変わり、対応や準備にとてもお忙しいところではありますが、届きました暁にはぜひ、お手にとってご覧ください。その瞬間、薫風が吹くことはございませんが、ご興味いただければとても幸いです。
また、もし届いてないぞ、という学校がお有りでしたらご連絡下さい。速やかにお送り致します。
今回のカタログに初掲載となった教材は、本ブログで何度かご紹介した「都道府県のまとめ」やグラフ用シート、グループ学習用シートなどなど。
どれもが「協働学習」や「深い学びの達成」を念頭において作られたものばかりです。
是非ともご検討ください。
また、こんな教材はないのか、こういう地図は作れないのか、といったご質問もお待ちしております。
では、また。