購入しました
皆さん、こんにちは。
全教図です。
とうとう購入しました。
小学校学習指導要領解説。
昨年には文部科学省のホームページで見られるようになっていたのですが、
なかなか目をすべってるように見えて、早く印刷版がでないかなぁと思ってたところでした。
印刷すればいいじゃん、という声が聞こえてきますけど、両面印刷をしてもかなりの量になるんですョ!それに昨今のペーパーレス時代に印刷代だってバカにならない。
やっぱり製本された本の方が手触りもいいですね。
アナログ世代のせいか、紙で見る方がまだ頭に入ってくる感じがします。
にしても。ページが増えましたね。前回よりも、さらに倍。って感じがします…
日本の教育の指針がつまっているわけですし、しっかりと勉強しなくては。
主体的に学んで深いアウトプットを目指します。
いい教材を作るヒントがいっぱい詰まってますしね。
では、また!
「なるほど」はアクティブに考えた結晶です
みなさん、こんにちは。
全教図です。
これまで地図やシンキングツール®・ボードを紹介してきました。
新しい指導要領の内容をものすごく意訳すると、インプットやアウトプットのみならず、思考の変化にまで気を配るように、とそれぞれの児童や生徒を見ていくのが先生にもとても大変になってきているように思えます。そんな時、児童が自分で考えて行った工夫、頭を働かせるとどんなことが起きるのか、を知りたくはありませんか?
図画工作は、そんな児童の工夫や頭をどう働かせているのか、を見るのにとても参考になる教科といえます。なんせ、工夫の証しが作品ですから。
図工は専科の先生がやってくれるから、とか思ったそこの先生。たまには専科の教科をのぞいて見るのも参考になりますよ。
あ、自分は図工が苦手だ、とか言ってしまったそこの先生。
そんな先生にこそ見てもらいたい教材があるんです。
これです。
「最新小学児童作品集 "なるほど"を感じる図画工作」
この教材の一番の特徴は、これ。
掲載している作品は単にうまい作品を並べたのではなく、子供が考えに考えた結果がわかる作品を載せている。
コンクールなどで受賞している作品はあるにはありますが、数点だけです。
この作品集には、普通の学校にいる普通の児童(あるいは児童たち)が、作品に行った工夫がつまっています。なぜか。
コンクールなどでの受賞作ばかりを集めて作られた作品集を見ると、
「すごい。うまい」
で、終わってしまいます。
この作品集は、児童がたくさん頭を働かせています。最近、聞こえてくる回数がかなり減りましたが、子供がアクティブラーニングしているといえる作品ばかりです。
「なるほど」と思える工夫は児童が「自分でもできるかも」と思わせる作品ばかりです。
授業の流れとして想定できるのは、
1.作品を見せる。
2.どのような工夫をしているのか、何を表現しているんだろうか。
などグループで話し合い、全体でディスカッションする。
3.それを踏まえて、自分たちの製作に入れる。
児童たちは、自分ならこうする、こうした方が面白そうなどものすごく活発になっているのが目に浮かびませんか?
とはいえ「どこにどんな工夫があるのか、ぱっと見ただけではわからない」
なんて声も聞こえてきそうです。
そんなときのために解説書もついてます。
解説書には、
「なぜその作品が提示教材としてふさわしいのか」
「子供の表したいことからの工夫は何か」
「どのようなプロセスをへてつくられているのか」
が分かりやすく書かれています。
図工が苦手な先生は、ぜひ解説書内の「指導の流れ」や「技とコツ」を参考にしてみてください。
「指導の流れ」はさささっと書いてあるようにみえますが、どれも重要参考事項です!
というのもこの作品が作られた授業の流れがそのまま書いてあるからです。
例えば、この「泣いた赤鬼」の絵は、読み聞かせをして、自分の気に入った場面を書かせているのですが、絵を描く中で一番大切なのが、直接描かせていること。
下書きはさせず、思いついたことをすぐに描かせています。
そうすることで、あの鬼の力強さやいろいろなものが飛んでいっているハチャメチャッぷりが作品に出て来るのです。
監修は元教科調査官で現在は聖徳大学教授の奥村高明先生です。絵と対話して、子供が何を考えて描いたのか、または作ったのかを読み解こうと真摯に向き合っている姿勢がとても印象的でした。
掲載している作品は全国各地の作品ですが、どの作品を取り上げるのか、全て先生が実際に見て判断を下しました。
本教材に関しては、新しい活用事例ができましたら紹介します。
では、また!
考えるための技法にオススメ教材
皆さん、こんにちは。
全教図です。
ニュースでは、そろそろ桜に関する話が流れています。
桜前線を見せるにはやはり動きがあった方がいいのかなぁと思うこの頃です。
思うだけ、何をどうすればいいのか方法はなかなか思いつきません。
先日発表された「小・中学校新学習指導要領Q&A」。これを見ていたら総合的な学習の時間に関する問いで、
「考えるための技法とは何ですか。」(52ページ)
というのがありました。答えとして、
「考える際に必要になる情報の処理方法を、「比較する」「分類する」「関連付ける」のように具体化し、技法として整理したもの」
と書かれていました。
技法。技法って何だっけ。デジタル大辞泉では「芸術などで、技術上の方法。手法」とあります。ようはテクニック、技術という意味でしょうね。しかし、指導要領には、その中身が書かれていません。
そこで指導要領解説にあたりますと例示として、
「順序付ける」「比較する」「分類する」「関連付ける」「多面的に見る・多角的に見る」「見通す」「具体化する」「抽象化する」「構造化する」
などが挙げられています。
「考える」という行為がこんなに分類されるんだなぁ、と感心しちゃいました。と、何かに似てると思っていたら、最近、ビジネス本分野で多く出版さえている勉強法と重なるものが多ような気が…。新しい教材のネタはビジネス本にあるのかもしれないですね!
さて、指導要領解説を見ていると気になるワードを発見。
「思考ツール」
「何を,どのように考えさせたいのかを意識し,「考えるための技法」を用いた思考を可視化する思考ツールを活用すること」(PDF112ページ)
とあります。これはシンキングツール®・ボードの出番ですね。
2018年2月26日の教育新聞で関西大学の黒上晴夫教授(シンキングツール®・ボードの監修の先生)が起稿されていました。活用のキモとして、
「シンキングツールに考えが書き出すのが活用の目的ではなく、シンキングツールを基にして考えをつくり出すことを目的にしなければならないということだ。だからシンキングツールは、計算用紙のようなものだとみるのがよい」
とあります。ですが、計算用紙でも使い方が分からなければ、ただの紙。
そこで、
「特定のシンキングツールを初めて使うときには、そこからどのように考えをつくり出すのか示す必要がある」
とされています。そのためにはどうすれば良いのか。紙幅の都合上で、割愛されてしまったようで書かれていなかったのですが、ご安心を。
http://zenkyozu1.sakura.ne.jp/pamphlet/ca_board.pdf
こちらの教材には、黒上先生のわかりやすい解説がついています。
また、前々回のように、新聞等に掲載されていた記事の紹介や実際に使った先生のやり方などをブログで書いていこうと思います。
慣れるまでちょっと大変かもしれませんが、慣れればこっちのもの。新しい思考の幕開けですよ!
では、また!
学区地図を使いやすくするソフトとは?
みなさん、こんにちは。
全教図です。
前々回、学区地図について簡単な紹介をさせてもらいました。
今回はその2回目です。
なぜ2回目かというと、
1回目の時に触れようと思って忘れていたことが。。。
実は学区地図には全教図オリジナルのソフトがあるんです!!
その名もちずの助。
なんでその名なのか。
命名者に聞いてみました。ちょっと忙しそうに、
「地図を助けるから」と回答。
ちょっと言葉を補いますと、「地図での作業を助けるから」になりますね。
白地図データを渡された時って、
・どうやって書き込むの?
・写真って貼れるの?
・イラストとか使いたいのだけど…
という「どうやるの?」という疑問がたくさん湧いてきませんか?
そのどうやるの?が簡単にできるソフトなんです。
今回紹介動画を用意しました。ご覧ください。
どうですか?
思った以上に簡単そうに見えませんか?
イラストは100種以上、地図記号は60種がすでにソフト内に入ってますので、安全マップや町たんけんマップ、防災マップなどの作成にできます。
データが形式がjpegかビットマップデータなら「地図の助」で表示できます。そのデータがあれば、うちの学区地図だけでなく加工が可能です。
どんな加工ができるのか、アイデアが浮かべば浮かぶほど地図を作れるソフトです。
しかし、
そんな考えているヒマなんてないよっ!
という先生がほとんどだと思います。
とりあえず、新学習指導要領でかなり前面に押し出されてきた、
防災の授業で活用
例えば、児童が町を歩いて危険だと思った場所をまとめる
避難ルート、避難場所などを地図で作り、各家庭に配布する
というようなご活用はいかがでしょうか。
オリジナルの地図を作れるのは魅力的ではないでしょうか。
他にもまだまだ活用例はありますが、それはまたの機会に。
では、また!
新聞記事を見て
皆さん、こんにちは。
全教図です。
気がついたら、太陽が出ている時間が結構長くなっていました。
そろそろ春ですね。
春といえば、今年は小学校と中学校が新指導要領の先行実施になりますね。
準備は、進んでいますか?
今の時期は、年度末作業などで大忙しとなっている先生も多いのでは?
先日、朝日新聞に新指導要領でのアクティブ・ラーニングの扱いについての記事がでていました。
記事には、ツールを使った例やジグソー法を用いた例などが出ていました。
ツール?
あります。
その名も「シンキングツール・ボード」
http://zenkyozu1.sakura.ne.jp/pamphlet/ca_board.pdf
こちらは、関西大学の黒上晴夫教授の監修の下、いろいろなツールを駆使して、自分の頭の中で考えていることを視覚化しようという教材です。
テーマについて、こんな考えが浮かんでいるんだけど、うまく整理ができない。
児童や生徒だけでなく、大人でも良くありますよね。
そんなときにこのツールを使って自分の考えを自分の目で見て整理する、というもの。
大きさは、B3判(364×515mm)。このサイズは、電車の中吊り広告とほぼ同じです。
実は、朝日新聞の記事で紹介されていたツールは、ピラミッドチャートを用いた事例が出ていたんです。リンクしているチラシにも出てます。
ちょっと記事を引用してみますね。
「1番下の段に「時代背景」、2番目に「具田的な出来事」、一番上に「結論」を書き込む。例えば「鎌倉幕府は元と戦い、どうなったか」について、班に分かれてシートに書き、他の班の子どもと見せ合いながら仕上げた」(朝日新聞2018年2月17日朝刊より)
一番下には、東アジアの元の動き、鎌倉幕府のご恩と奉公について
2番目には、元の襲来と御家人の活躍
1番目に、元の撤退と御家人のご恩の問題
で、良いのかな…
一応、イメージを載せてみました(2018年2月23日更新)
結構、書く量が多くなってしまいそうですね。となると元の動きを調べる班と幕府の動き担当の班と分けてジグソー法的な手法で。。こういうときにやはり先生はすごいなぁと感心してしまいます。どうやってうまくさばくか。素人には考えられないです。
ちなみに、この授業では、下から上に情報を集約していくという作業を行っていますが、うちのチラシでは反対に、大きな情報を上に提示し、そこから絞っていくという形です。
このようにどちらにでも使えるようになっています。
ツールなので、どの授業でも対応しています。
今回は、記事をたまたま見たので、ピラミッドチャートを紹介しました。
他のツールは別の機会に。
では、また!
学区地図とは?
皆さん、こんにちは。
全教図です。
今回は、うちの主力商品その1「学区地図」を紹介します。
この地図は、学区をオリジナルの地図にする、という地図。
これまで作っていただいた学校の数は、なんと1000校以上!!
ほんと、ありがとうございますm(_ _)m
では、そこまでごひいきにしていただいた学区地図を早速、ご紹介いたします。
この地図は、先生が必要な範囲等を指定するだけで、出来上がってくるというもの。
ワークシートや安全マップ、防災地図、町たんけんなど、使い方はアイデア次第でいくらでもあります。
というのも、基本はデータ(PDF/ビットマップの2種)でお渡ししますので、
様々な大きさの印刷をすることで、先生のアイデアにぴったしのサイズで出せます。
新聞見開きとだいたい同じ大きさのA1サイズ(594×841mm)の印刷も可能。
児童・生徒が調べたことを書き込んだり貼り込んだりして、教室に掲示してもだいじょうぶなくらいです。
どんなことに使えるか、または使ってみたいか。いくらするんだ?などなど、
気になる方は、こちらをごらんください。
http://zenkyozu1.sakura.ne.jp/pamphlet/ca_originalmaps.pdf
では、また!
安全教育研究会に参加しました!
皆さん、こんにちは
全教図です。
今日は、世田谷区の小学校で開催された
全国・東京都学校安全教育研究会
に、ブースを出して弊社の御案内をさせてもらいました。
安全教育は、これからもっともっと注目される分野といえます。
児童・生徒の身を守るにはどうしたらいいか。
児童・生徒が自分事として考えるようになるにはどうしたらいいか。
さまざまな悩みどころが安全教育にはありそうですね。
安全教育に関係がある教材として、
「命を守る心肺蘇生・AED」
という副読本があります。
本年度の配布は修了し、来年度の予約受付を開始しています。
配布する対象は「小学校」としています。
また、簡単なアンケートに答えていただく必要があります。
興味がお有りの方は是非、ご一報ください!!
悩みも多ければ教材も多くなりますね。
では、また!