新聞記事を見て
皆さん、こんにちは。
全教図です。
気がついたら、太陽が出ている時間が結構長くなっていました。
そろそろ春ですね。
春といえば、今年は小学校と中学校が新指導要領の先行実施になりますね。
準備は、進んでいますか?
今の時期は、年度末作業などで大忙しとなっている先生も多いのでは?
先日、朝日新聞に新指導要領でのアクティブ・ラーニングの扱いについての記事がでていました。
記事には、ツールを使った例やジグソー法を用いた例などが出ていました。
ツール?
あります。
その名も「シンキングツール・ボード」
http://zenkyozu1.sakura.ne.jp/pamphlet/ca_board.pdf
こちらは、関西大学の黒上晴夫教授の監修の下、いろいろなツールを駆使して、自分の頭の中で考えていることを視覚化しようという教材です。
テーマについて、こんな考えが浮かんでいるんだけど、うまく整理ができない。
児童や生徒だけでなく、大人でも良くありますよね。
そんなときにこのツールを使って自分の考えを自分の目で見て整理する、というもの。
大きさは、B3判(364×515mm)。このサイズは、電車の中吊り広告とほぼ同じです。
実は、朝日新聞の記事で紹介されていたツールは、ピラミッドチャートを用いた事例が出ていたんです。リンクしているチラシにも出てます。
ちょっと記事を引用してみますね。
「1番下の段に「時代背景」、2番目に「具田的な出来事」、一番上に「結論」を書き込む。例えば「鎌倉幕府は元と戦い、どうなったか」について、班に分かれてシートに書き、他の班の子どもと見せ合いながら仕上げた」(朝日新聞2018年2月17日朝刊より)
一番下には、東アジアの元の動き、鎌倉幕府のご恩と奉公について
2番目には、元の襲来と御家人の活躍
1番目に、元の撤退と御家人のご恩の問題
で、良いのかな…
一応、イメージを載せてみました(2018年2月23日更新)
結構、書く量が多くなってしまいそうですね。となると元の動きを調べる班と幕府の動き担当の班と分けてジグソー法的な手法で。。こういうときにやはり先生はすごいなぁと感心してしまいます。どうやってうまくさばくか。素人には考えられないです。
ちなみに、この授業では、下から上に情報を集約していくという作業を行っていますが、うちのチラシでは反対に、大きな情報を上に提示し、そこから絞っていくという形です。
このようにどちらにでも使えるようになっています。
ツールなので、どの授業でも対応しています。
今回は、記事をたまたま見たので、ピラミッドチャートを紹介しました。
他のツールは別の機会に。
では、また!