歌の基本をおさえたい
皆さん、こんにちは。
全教図です。
先日、横浜で音楽と講演の催しに参加しました。
ヴァイオリンにヴィオラ、チェロやフルート、ピアノといった楽器の生の音を聞いたのは久々で、歌もあったのですが、とても素晴らしく心地よい時間でした。
ただ聞いていただけでなく、今年はベートーヴェン生誕250周年ということもあり、楽聖と呼ばれる作曲家の心象風景に関する講演もあり勉強にもなりました。
たった1人の存在が、その後の世界を大きく変えてしまうというエピソードは歴史上、よく見る話です。天動説から地動説などもそうでしょうし、日本史なら織田信長の登場する前と後が大きく変わっていると教科書には書かれていそうです。長篠の戦いによる鉄砲の使用法が例示されています。ですが、芸術家の影響力というものもかなり大きなものなのだと改めて考えさせられました。
さて、音楽です。
これまでこのブログではほぼ社会科の教材紹介ばかりしてきましたが、全教図は、各教科の教材を出しています。
多くの学校で採用いただいています。ベートーヴェンが登場するまでにどのような音楽があったのか。それらを様々な作曲家が自分の中に消化し、作品として昇華していったのか。現代までの流れが一望できます。
そして、今年は「歌の基本」を音楽の教材として作りました。
姿勢や発声・発音の仕方など歌を歌うときに押さえておきたい内容を網羅しています。
教室や音楽室に常掲することで、児童・生徒たちの目にふれ、また合唱大会が近くなれば、見本として改めて授業で活用するなど、使用する機会は多くあるのではないでしょうか。
また音楽を専門としていない先生にとっても、基本的な部分を押さえているので、「ここを見てごらん。こういうところを意識したらどうだろう」など子供たちへの声掛けの道具しても使えると思います。
この教材、最終段階の作業まできました。ご興味のある方はいつでもお声掛け下さい。
では、また。