住まいを作るという仕事
皆さん、こんにちは。
全教図です。
酷暑が続いております。
くれぐれもご自愛ください。
ここまで暑いと、クーラー等の使用はもちろんですが、カーテンやじゅうたん、ソファなどの色や素材を変えて目で凉を楽しめるようにして、身体への負担が楽にしたいですね。
そういった部屋のインテリアに工夫を加え、より住みやすくすることを、
インテリアコーディネート
といいます。
そして、コーディネートの助言をする専門家を、
インテリアコーディネーター
と呼びます。
で・す・が、
オシャレな住まいにするだけがインテリアコーディネーターの仕事ではありません。
部屋という限られた空間を有効活用することで、室内での事故の防止や地震・火災・防犯など様々なトラブルを未然に防ぐことも考えていきます。
暮らしやすさから安心・安全までに気を配り、住まい方に新しい気づきをもたらすのがこのインテリアコーディネーターという職業なのです。
生活を作っていく仕事ともいえるインテリアコーディネーターですが、まずはどのようなものか、を知っていただきたくインテリア産業協会と協力して副読本を作っています。
対象は中学校の技術・家庭科向け。キャリア教育にも使用可能です。
副読本の中身は、
・暮らしやすい住まいの工夫やインテリアについて
・暖色系や寒色系のカラーコーディネート、エレガントや北欧系のインテリアスタイルのポイント
・インテリアコーディネートの例を写真で示し、内装材の役割や家具、窓装飾や照明の種類を知る
・インテリアコーディネーターの仕事
などなど。
付録はリビングと子ども部屋が描かれている「ぬりえ」。それぞれが両面となっていて『挑戦しやすい(A)』と『より自由度の高い(B)』という設定。
下の絵を見ていただければおわかりいただけると思いますが、『挑戦しやすい(A)』ではある程度の家具が配置されていますが、『より自由度の高い(B)』では最低限の家具だけが配置されているだけなので、自分の理想の部屋を描けるようになっています。
中学生は雑誌やネットなどで部屋に関する記事に触れ始める世代でしょうか。もしかしたら小学生向けの雑誌でも部屋のコーディネートについての記事がありそうな予感もしますが。。。
しかし、コーディネートとは、自己表現としての部屋だけではありません。副読本に掲載されている様々な事例を目にすることで、暮らしやすさなど踏まえた幅広い自分なりの住まい方を工夫できるような視野を持てるようになれば幸いです。この副読本を踏み台にして、もっと高みまでいってもらいたいと考えています。
もちろん、無料で配布致します。
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たくさんのご応募お待ちしております。
では、また。