全教図のブログ

主に学校向けの備品教材を製作販売している会社のブログです。ご連絡は、info@zenkyozu.co.jpまで。

消費者教育DVDのプチ情報

皆さん、こんにちは。

全教図です。

 

先日、お伝えした消費者教育DVD、カタログを見て下さった方もいらっしゃったようです。

カタログにも記載しましたが、このDVDはストーリー仕立てになっています。

ペンケースが壊れてしまったダイチ君。新しいペンケースを手に入れるため、自分の好みと予算や契約など、様々なことを学んでいきます。またドラマの間には、イラストや動きのあるテロップ等で分かりやすく作られた資料動画もあります。

苦手意識のある先生のサポートに回っていければいいなと思います。

 

月曜日に全教図がある東京都が緊急事態宣言解除されました。町を歩いていますと、日一日とこれまでを取り戻しているように思えます。

このまま、収束してくれればいいのですが・・・。

 

では、また。

DVD教材がそろそろ発売となります

皆さん、こんにちは。

全教図です。

 

商品を買ったり売ったりすることは日常生活で多々あることですが、これを売買契約、なんていうととても大仰なように聞こえてくるのはなぜでしょうか。

契約という言葉に身構える本能があるからなのか、漢字が4つも並んでいるからなのか。

ともかく、売り買いという毎日の生活に欠かせないものを小学校の段階からちゃんと伝えていこう、そして中学校、高校とクシを一本と通して学んでいって、消費者として人生を歩んでもらいたい、「自立した消費者」になってほしい。そんな願いから指導要領改訂の機会により明確に扱うことになったようです。

なんで、急にこんなことを書いているかといえば、消費者教育の教材をとうとう発売することが決定したからです!

その名も消費者教育DVD 考えよう 私たちの消費生活

DVDの映像教材です。先生の負担をどうにかして軽減をしたい。そのためにはどのような形式が良いのか。映像を使って売買契約について学んでいってもらえれば、そんな願いから作っております。

どのような内容になるか、情報は次回より小出しでいきたいと思います。

とはいえ、家庭科・食育教材カタログにおおまかな内容は出ておりますので、待てない方はぜひ、そちらを見ていただければ。

全教図 家庭科・食育 教材カタログ 2020-2021

今回はちょっと短めの紹介でした。

では、また。

オンライン授業で使ってほしい教材

皆さん、 こんにちは。そして、ご無沙汰をしております。

全教図です。

しばらく投稿を控えていましたが、じわりじわりと再開していきたいと思います。

 

目に見えないとても小さなウイルスによってここまで世界が変わるとは思っていませんでした。3.11では復興をキーワードにこれまでのような生活を戻ることが求められていましたが、やはり今後は変わってくるのでしょう。何が変わって何が変わらないのかは分かりません。ただ漠然とした予感ですが、そう感じざるを得ません。

 

私たち全教図の教材を多く使って下さっている各学校も、とっても大きな影響を受けています。そのような中で、オンライン授業や動画サイトへ授業動画などに先生方の授業を見せるという姿をテレビや新聞等で拝見しました。

使われていた教材は先生が手作りした主題図であったり、見出しカードであったりします。それを作る労力を軽くすれば、先生方のが授業の他の準備に時間を割けるはず。というか、全教図の教材はそれを担えるように作っています。

是非ともオンライン授業などでも全教図の教材を使い倒していただきたいです。

例えば、こちらの教材。本ブログでも使い方などを何度か紹介しました。

パワーポイントでデジタル教材〜都道府県のまとめ〜 - 全教図のブログ

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 パワーポイントのスライドをトリミングやコピーして、他県に貼り付ければ海がある県と海無し県・山が多い県との比較なども簡単に見せられます。どういった農産品ができるのか。どうして違いがでてくるのか。ここで地図帳の画面を見せたり、予測させたりしてみるのはどうでしょう。

全教図が出している教材は、自由度が比較的高いので、これら以外にも先生の思うように使ってください。

歴史と地図を合わせるのであれば、パソコンの画面では「都道府県のまとめ」で作り、黒板では

株式会社全教図 | まとめておぼえる日本の歴史

という教材を使えます。

 

アフターコロナという言葉を最近、耳にしますが、本当にアフターなのか、withな気もします。大きな変化が、パラダイムシフトが起こっている、または起こるのでしょうか。まずはできることから備えましょう。当面は手を洗い、適度な運動ですね。

では、また。

社会科カタログが完成しました!

皆さん、こんにちは。

全教図です。

 

先日、このブログで紹介しました社会科カタログですが、とうとう完成しました!

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リニューアルしてます!

リニューアルをしているので、表紙も社会科らしさを前面に押し出しています。ぜひとも多くの先生に見ていただきたいです。

さて、今回はどんなところが変わったのか、具体的な紹介をします。

といいつつ、見て頂いた方が早い。こちらをご覧あれ。

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教材の特長をpointとしてまとめたので、その教材からどんなことを学べるのか、が一目瞭然。他の教材と見比べてここが良さそうだ、といったこともわかるようになります。

またデザインを一新することですっきりとした見せ方になっているので、

あの授業で使えるかな、こんな場面のときに使えれると面白いかも。

という先生が自分で使う時をイメージしてページをめくっていただけるのではないか、

そう期待しております。

早ければ、来月上旬、遅くとも4月上旬には学校にお届け致します。

もちろん、ご連絡いただければすぐに対応致しますので、お気軽にご連絡ください。

新しい教材も載っていますよ〜

では、また。

歌の基本をおさえたい

皆さん、こんにちは。

全教図です。

 

先日、横浜で音楽と講演の催しに参加しました。

ヴァイオリンにヴィオラ、チェロやフルート、ピアノといった楽器の生の音を聞いたのは久々で、歌もあったのですが、とても素晴らしく心地よい時間でした。

 ただ聞いていただけでなく、今年はベートーヴェン生誕250周年ということもあり、楽聖と呼ばれる作曲家の心象風景に関する講演もあり勉強にもなりました。

たった1人の存在が、その後の世界を大きく変えてしまうというエピソードは歴史上、よく見る話です。天動説から地動説などもそうでしょうし、日本史なら織田信長の登場する前と後が大きく変わっていると教科書には書かれていそうです。長篠の戦いによる鉄砲の使用法が例示されています。ですが、芸術家の影響力というものもかなり大きなものなのだと改めて考えさせられました。

 さて、音楽です。

これまでこのブログではほぼ社会科の教材紹介ばかりしてきましたが、全教図は、各教科の教材を出しています。

株式会社全教図 | 音楽史年表

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多くの学校で採用いただいています。ベートーヴェンが登場するまでにどのような音楽があったのか。それらを様々な作曲家が自分の中に消化し、作品として昇華していったのか。現代までの流れが一望できます。

 

そして、今年は「歌の基本」を音楽の教材として作りました。

姿勢や発声・発音の仕方など歌を歌うときに押さえておきたい内容を網羅しています。

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 教室や音楽室に常掲することで、児童・生徒たちの目にふれ、また合唱大会が近くなれば、見本として改めて授業で活用するなど、使用する機会は多くあるのではないでしょうか。

 また音楽を専門としていない先生にとっても、基本的な部分を押さえているので、「ここを見てごらん。こういうところを意識したらどうだろう」など子供たちへの声掛けの道具しても使えると思います。

 この教材、最終段階の作業まできました。ご興味のある方はいつでもお声掛け下さい。

では、また。

春に向けてゾクゾクと

皆さん、こんにちは。

全教図です。

 

冬らしくない暖かさが続いておりますが、全教図では春刊行の新教材を鋭意、制作中です。

今春もいろいろな教材を披露していく予定ですが、その前に出来上がってきました。

社会科カタログ2020

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これまでと雰囲気が違う?なんて思った方。鋭い!

外も中も大きくリニューアルしました!! 

これまでのカタログの欠点を洗い出し、そこをフォローしつつ、デザインも一新。

見やすさはもちろん、教材の内容や活用方法などお見せしたい項目を厳選して各教材を紹介しているので、読み物としても楽しめるかも知れません。

授業でどんなふうに使おうか。あ、こんな使い方もあるか。そんなことを思いつつページを眺めてもらえたら、最高に嬉しいです。

今頃、印刷会社で形にしてもらっているのかな。

お手元に届くまで、今少しお待ち下さい。

通常ですと4月にお届けのところ、来月、お送りする予定となっている学校もあるようです。

もしご自身の学校がどちらになっているかご存じない場合、お気軽にご連絡ください。4月予定になっていても来月にお送りすることができるかもしれません。

では、また。

正月から基礎を押さえる

皆さん、こんにちは。

全教図です。

 

新年、明けましておめでとうございます。

とうとうきてしまいました2020。

新しい指導要領が小学校で全面実施されます。

今回の指導要領はいろいろなキーワードで表現されているというのも特徴ではないでしょうか。

主体的・協同的で深い学び(アクティブ・ラーニング)、思考力・判断力・表現力等の育成、カリキュラムマネージメント、防災教育、主権者教育etc

新しい学びの方法や科目をまたいだ教育分野が生まれつつある、といえるのかもしれません。しかし、教科の基礎的な部分を身に付ける、という点では変わりません。

最近、個人的に気になっていることから見てみます。

例えば昨年、政治の世界ではいろいろな話題や問題がありました。

しかしどうも世間では納得のいく結論に達していないように見えます。

そもそも政治の世界ってどこを指すのでしょうか。

内閣?国会?与野党

それぞれがどんな役割があるのかを確認する必要があります。

何で押さえればいいのか。基本は教科書です。

中学校の教科書にはこんな図が載っています。

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新編 新しい社会 公民(東京書籍)101ページより

三権分立です。

国会や内閣の仕事はこれだけではありません。

内閣が予算を作成し、国会がそれを審議し議決する

という重要な仕事を担っています。

社会保障だ、環境だ、教育だ、など重要なものは他にたくさんあるだろ、と思う方もいるかもしれませんが、重要な物は予算です。先立つものがなければ何も出来ないからです。引用した図にその記載がないのは、それぞれの影響力を図示するために書かれたものだからであり、予算の作成や審議・議決するといった内容は本文中にあります

 教科書内には記載がないのですが、国会が議決した予算の使われ方が正しかったかどうかを話し合う委員会は参議院にあります。

国会のひみつをさぐろう!:キッズページ:参議院

さて、実は国会や内閣、(今回はふれていませんが)裁判所の立場・仕事を明確に定義づけているものがあります。

それが日本国憲法です。

www.shugiin.go.jpこちらは衆議院のサイトをリンクしました。

国会:41条〜64条

内閣:65条〜75条

司法(裁判所):76条〜82条

財政:83条〜91条

と、このように日本国憲法のほぼ半分くらいはそれらに費やされています。

国会と内閣がこのように明確に分けられ、上の図のように影響力を持ち合っています。

内閣は国会の多数勢力である与党から組閣されるので、内閣は国会の延長のように見えるかも知れませんが、全く別。

 また報道を見ているといろいろな人が役職名つきで登場するため、いったいどっちに属する人なのか分かりにくいこともあります。そこで、ちょっとスマホで調べて、内閣の人なのか国会の人なのか、どちらの仕事をしているのかを知るだけで見え方がスッキリしてくるのではないでしょうか。

なお、内閣や国会の仕事など政治に関してまとめた教材はこちらもオススメです!

www.zenkyozu.co.jp

正月早々の話題かなと思いつつ、主権者教育なども始まりますので、思い切って書いてみました。

本年もよろしくお願い申し上げます。

では、また。