全教図のブログ

主に学校向けの備品教材を製作販売している会社のブログです。ご連絡は、info@zenkyozu.co.jpまで。

プログラミング教育を見て

皆さん、こんにちは。

全教図です。

 

 あの酷暑がやっと終わったみたいで、いくぶん過ごしやすくなってきたかと思ったら、急に寒くなったり暑くなったり。身体がついていくのが大変ですね。とはいっても、気がついたらセミの鳴き声は聞こえず、変わってコオロギなどの鳴き声が。秋ですね。

 

 秋といえば、運動会や音楽会ですが、研究授業の公開なども秋に多く行われます。

 今年、東京都では75校のプログラミング教育推進校があるのですが、その研究授業も先週から順次公開されています。

 今、行われているプログラミング教育がそのまま、各校に浸透していくことになるのか、まだわかりませんが、とりあえずどんな授業が行われているのか、気になるところ。なので見学してきました。

 図工と総合を見学しただけですが、感想は、児童はとても考えているなぁ、というものです。

プログラミングで動かすために、どのような絵やロボットをつくれば良いのか。どのような動きをさせるのか。

 そこに対する集中力はハンパないです。楽しく作っているからなのか、達成感があるからなのか。はまたま、これまでの授業とは違うものだからなのか。算数や社会などはまだ見ていないので、そこではどのような反応が見られるのか、とても楽しみです。

 さて、そのようなプログラミングと教員や学校が伝えたいものとどう合致させるか、が問題になってくるのでしょうが、そこをどのように解決させるのか。が今回のプロジェクトの根底にあるような気がします。授業を拝見した限りでは、学校それぞれの考えや伝えたいことをうまく、組み込めば良いのではないか、と思いました。カリキュラムマネジメントが叫ばれていますし。

 とはいえ。コンピュータが様々なところに入り込み、それをプログラミングで動かしていることを知ってもらう、というのが当初の目的だったような気もしますが、最近はだいぶ踏み込んでいるようですね。どの段階で教えるのでしょうか。

 今、生きている人ってプログラミングされたものなら、かなり手にしていると思います。では、それはいつぐらいからなのでしょうか。まだ最近のような気もします。21世紀に入ったばかりはパソコンや携帯電話はありましたけど、まだローテクなものが多かったように記憶しています。あの頃、大騒ぎとなったY2K問題などが今、起きたらどうなるのでしょうか。そういう歴史といいますか、流れというものを踏まえるための教材というのもあっても良いのではないか、なんて思ったのですがどうでしょうか。年表で押さえるのか、樹形図というのかチャートみたいなものにするのか。

 にしても、プログラミングは個人的にもやってみたくなりました。なかなか備品教材化は難しいような気がしますが、コンピュータで自分の思いや考えを実現させるという、達成感を味わってみたいです。

では、また。